姿勢改善

日本人は猫背が多い?

農作業や畳の生活

日本人は、昔から猫背になりやすいと言われていました。それは、畳での生活や、農作業、控えめが美徳とされる文化と関係があると考えられています。

現代人のライフスタイルも影響

現代では、10代で勉強をするため机へ向かい、20代、30代でがむしゃらに仕事や家事をするために肩が前へ出て、40代で上半身を支えている腰が悪くなり、50代、60代で腰を支えている膝が悪くなる、と姿勢と年齢の推移を表現できるかも知れませんね。

体にインプット

正しい姿勢から猫背になってくると、筋肉にも悪い姿勢がだんだんインプットされてしまうのです。

息が止まる

悪い姿勢をすると、体にとって無理な状態になるため、息が止まります。息が止まることによって、筋肉がギュッと固まってしまい、体への負担が大きくなります。

悪い姿勢が癖になる

それをくりかえしていくと悪い姿勢が癖になって、体の柔軟性がなくなり、ケガも多くなるのです。

悪い姿勢が痛みやゆがみを招く

内臓を圧迫

姿勢が悪いと、内臓を圧迫したり、血行やリンパの流れが悪くなったりするため、体に不調のサインが現れます。便秘やむくみなども、姿勢の悪さが原因になっていることがあります。

かばう姿勢

また、肩や腰など、痛い部分がある場合、ほかの部分に力を入れ、ムリな姿勢をとるため、ほかの部分も痛くなってきます。

かばう姿勢が習慣化すると

例えば、右の腰が痛い時、腰をかばおうとするために、左肩にカバンをかけ、変な姿勢で持つことがありますね。それが習慣化すると、腰だけではなく、肩も痛くなってしまいます。

足指を縮めるとリンパの流れが滞留

そのほかにも、足指を縮め、地面をつかんで歩いている人はリンパの流れをますます悪くさせます。

柔らかいクッションは腰に負担

柔らかいクッションに座って猫背になっている人は、腰や内臓にますます負担をかけていることがあります。

日常生活が大事

そこで、痛みやゆがみを拡大させないためにも、日常生活を正しい姿勢で過ごす必要があるのです。

正しい姿勢を作る!

意識と習慣

日常の姿勢をよくするためのポイントは、「意識と習慣」です。「そうはいっても、よい姿勢をキープするって大変だし、ついつい猫背になってしまうのよね……」という方もいらっしゃるでしょう。

完璧を目指さない

最初から完壁にやろうとすると、むずかしくて嫌になってしまいます。いっぺんに、完壁にやろうとしないでいいのです。1個ずつ、1個ずつ、正しい姿勢を積み重ねていけば、それがいつの間にか習慣として定着します。

「足指をいつも伸ばす!」と意識

例えば、自分で手で触って確認できるところや、目で見て確認できるところ、簡単にできそうな部分をつねに意識して姿勢を正す場合、「足指をいつも伸ばす!」と意識するのは、そんなに大変ではないし、負担にもなりません。

習慣化で正しい姿勢に

それが習慣化すれば、無理せず正しい姿勢に1歩近づけます。

できそうな部分から

自分のできそうな部分から、少しずつ姿勢を正していけば、いつの間にかよい姿勢が習慣化します。ゆったり取り組みましょう。

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