傷跡は時に痛みの原因となることがあります。
損傷を受け断裂した皮膚・筋肉組織線維は治癒して行く過程で瘢痕組織を形成します。
修復していく時に、組織線維の走行とは無関係に再生するため、皮膚に盛り上がったように残る傷跡です。
瘢痕組織を形成している傷跡はピンク色や腫れたような状態になり炎症状態になっています
筋肉も目には見えませんが同じ様に形成されます。
瘢痕組織は弾力性が無く過敏なので形成された筋肉や皮膚に運動が生じると侵害刺激(痛みの信号)が発せられます。この状態が続くと身体全体が痛みを感じ易い興奮状態になります。これを促痛状態と言います。
促痛とは神経の正常な電位、静止膜電位が痛みのスイッチである閾値に近づいて、ちょっとした刺激にも反応してスパイクを起こして痛みとして認識されます。痛みが何処に出るかは各部分の使用条件、環境によって異なります。痛い場所には原因はありません。
・手術の傷跡
・肉離れ
・靱帯の損傷
・捻挫
・打撲跡
などは痛みシビレの原因対象として必ず検査を行わなければなりません。
■手術後のリハビリ
少し前までは手術後は安静と言うのが当たり前でした
現在では手術後できるだけ早くベットから起き、歩行などの運動を行うように指導されます
歩行は適度な全身運動のため縫合した傷跡に適度な刺激が加わり、組織が再生する時の線維配列を正常な形に整え瘢痕組織の形成を抑制します、また歩行運動により血流が良くなり縫合後の傷の治りが早くなります
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