■45歳 男性
3日ほど前から頭皮に強い痛みを感じる。
髪の毛にふれたり帽子をかぶるだけでも我慢できないほど痛い。
夜は頭に枕や布団が触れただけでも痛く寝ることが出来ず、イスに座って寝ている。
病院で検査を行っても異常は見つからず、鎮痛剤を飲んでも痛みに変化はない。
検査
ブラインドスポット、対光反射の検査により左脳の機能低下が観察される。
横隔膜の機能低下と胸郭の可動性が著しく低下。
眼球運動の検査の結果、動眼神経核、滑車神経核、外転神経核、舌下神経核が低下、脳幹中心部の異常興奮が伺える。
治療
横隔膜への刺激と胸郭に可動性を与え呼吸を改善。
脊髄小脳路を利用し右小脳へ適切な刺激を入力し左脳を活性化。
左右3:1の斜め下方への眼球運動を利用し脳幹中心部の低下した各神経核を活性化。
治療終了後髪の毛に触れるとまだ鈍痛は残るものの激しい頭皮の痛みは緩和される。
鼻呼吸と深吐呼吸法を指導し三回の治療で頭皮の痛みは消失。
所見
長年の喫煙習慣、口呼吸により酸素不足になり神経系が機能低下を起し痛覚神経が興奮状態に至ったものと思われます。
髪の毛には痛みなどを感知する感覚神経は存在しません、今回の場合頭皮の毛根にある感覚神経が酸素不足により異常興奮を起し、更に脳幹が興奮状態であったため髪の毛に触れたりした時の感覚を痛みの感覚として中枢神経が捉えてしまったものと推測されます。
充分な酸素を体内に供給し神経系の興奮を正常な値に戻すことで痛みは抑制されます。
※神経系は機能低下すると興奮しやすくなります。
■24歳 女性
夕方になるとだんだん頭が重くなってきて偏頭痛になる。ひどい時は朝から頭が痛い。
検査
横隔膜や胸郭にも問題が有り酸素不足も大きな原因と考えられるが、アレルギー検査を行ってみると大豆のバイルに反応を示す。
NMRT(筋神経反射検査)で確認すると呼吸系の低下も大豆アレルギーが原因と判明。
治療
大豆のアレルギーバイルで大豆に対するアレルギーを除去。
呼吸系の治療と併用し3回のアレルギー治療で偏頭痛は解消。
所見
治療終了後、ご本人から『納豆が大好きで1日3パック以上は毎日食べていた、それが大豆のアレルギーを治療してからは特別納豆を食べたいと思わなくなった』とお話がありました。
アレルギーは反応を示す物質に対して有害なため体内に入れないようにする、または体内から排泄しようとする反応です、このため大豆にアレルギーがある場合、大豆の栄養素が不足しているため無性に欲して大量に食べてしまうか、嫌いなものとして全然食べられないかのどちらかです。
■27歳 女性
肩こりがひどくなってくると首の痛みから頭痛になり、目の奥にも痛みがある。
検査
神経学的検査を行うと左大脳半球の機能低下。
眼球を動かす筋肉、上直筋、下直筋、内直筋、外直筋、上斜筋、下斜筋それぞれが収縮状態、それらを動かす神経核も機能低下。
首の前の筋肉、胸鎖乳突筋・斜角筋群、腸腰筋などの呼吸に関係した筋肉のも収縮状態が観察される。
治療
脊柱筋の筋紡錘を刺激し左脳の活性化。
横隔膜、胸郭の調整。胸鎖乳突筋・斜角筋群、腸腰筋など呼吸筋群のトリガーポイントを解除し呼吸調整。
眼球運動を利用し脳幹を活性化。
頭蓋骨療法で硬膜と脳脊髄液を調整。
在宅ケアとして左脳活性化のための眼球運動と深吐呼吸法を指導。7回の通院で頭痛、肩こりは共解消。現在は月に一度のメンテナンスを継続中。
所見
肩こり頭痛の原因として考えられるのが、デスクワークでの長時間の座った姿勢が多いために横隔膜と胸郭を圧迫してしまい慢性的な呼吸不足に至り、首、頭を支える筋肉への酸素供給が低下しこれらの筋肉が筋力低下を起し肩こりになりました。
頭痛も酸素不足が原因です、最初に負担の大きい首、肩の筋肉が収縮し、この状態が進むと頭皮筋が収縮し頭痛に至ります。肩こりと頭痛はあくまでも結果であり、肩こりが頭痛を引き起こすことはありません。
■32歳 女性
出産後、肩こりがひどく偏頭痛がするようになり、頭痛薬を飲んでもこの頃は薬も利かなくなり、時々割れるように痛い。
検査
首の前の部分の筋肉、胸鎖乳突筋、斜角筋群が筋収縮を起しスパズムを起している。
頭蓋骨リズムの乱れが観察され硬膜への影響へも影響を及ぼしている。
神経学的検査では右小脳機能低下により左大脳半球の機能低下が観察される。
治療
脊柱付近の筋肉の筋紡錘を刺激し右小脳を活性化し左大脳半球の機能を活性化。
頭蓋骨調整にて硬膜と脊髄液の調整。
呼吸筋である胸鎖乳突筋・斜角筋群のスパズムに対しトリガーポイントを解除し筋肉を弛緩させる操作と同時に横隔膜と胸郭に刺激を与え呼吸改善。
治療三日後には頭痛は半減。呼吸法の指導と数回の神経調整で頭痛は消失。
治療が完了すると腰痛と膝の痛みも同時に改善。
所見
妊娠後期になると胎児の成長と共に横隔膜が圧迫され充分な呼吸運動が出来なくなり呼吸低下を起します。
酸素不足になり、それ加えて分娩時には赤ちゃんを押し出すために大きくいきみます、この動作を赤ちゃんがおなかから出てくるまで繰り返します。
この時、特に首や肩、胸の筋肉に力が入りこれらの筋肉が収縮しスパズムを起すと頚部にある総頚動脈および内頚、外頚動脈を圧迫し血流の低下を招きます、また呼吸筋である頚部筋が収縮を起すと胸郭の可動性が低下して呼吸低下を招き緊張性頭痛である偏頭痛が引き起こされます。
膝、腰の痛みも全身性の酸素不足による筋力低下が起因していました。
■24歳 女性
二年前、アメリカ留学中に締め付けられるような激しい頭痛に襲われる。
現地の病院で精密検査を受けるがCT、MRIなどの画像診断、血液検査などにも異常は無かった、その後しばらく頭痛は激しくなったり和らいだりの繰り返し、その間は処方された鎮痛剤を服用するが殆ど効果なし。
その後帰国、しばらくは多少楽な状態であったが四ヶ月前に激しい頭痛が再発、痛みのため休職状態。
お知り合いの紹介で来院
検査
筋力検査では全身の筋力が低下。
アレルギーバイルを使っての検査に『塩素を含んだ水』に強いアレルギー反応を示す。
ご自宅で使用している水道水を検査すると頭痛との関連性が強く現れる。
念のため当オフィスとご両親の住む実家の水道水を検査したがアレルギー反応は示さなかった、
治療
自宅の水道水を用いてアレルギーを除去。
治療の回数を重ねるごとに改善が見られ、六回の除去治療で頭痛は消失した。
同時に皮が剥ける程の手荒れも改善された。
全身の筋力低下もアレルギーによって引き起こされた結果であり、改善された。
所見
留学中の頭痛も水道水が原因と思われるが、今となっては現地の水を取り寄せる訳にも行かず原因は追究出来ないが、ほぼ間違いないと思われる。
アメリカ(ニューヨーク)での受診時、原因が判らず余りにも続く頭痛に担当ドクターは困ったのか「その頭痛は日本を離れてフジヤマが見えなかったりスシが食べられない為のホームシックだよ」と言われたという。最先端医療の何とも不思議な診断である。
現在は職場に復帰され語学力を生かして元気に仕事をされています。
※後日、出張でニューヨークに行く機会があり、留学時に住んでいた家の水道水を持ち帰ったのでアレルギー検査を行うとやはり陽性反応が現れた、留学中の激しい頭痛も水道水が原因でした。 |