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2008/9/8 
23歳男性、スポーツはキックボクシングをやっている。
2週間ほど前から歩いたり走ったりすると尾骨から肛門にかけて強い痛みを感じる。
整形外科で受診、レントゲンを撮り画像診断を受ける。
このときに医師から言われたのが、尾骨がズレている。
来院される患者さんの中で画像診断を受けて骨が歪んでいる、頚椎が真っ直ぐになっていると医師から言われたという患者さんが結構多い、これはまた次回にでも詳しく書きたいと思う。
痛みの状況を聞くと歩いたり走ったりすると痛い、お尻に力を入れると一番痛い。
しかしキックボクシングの練習でスパーリングやサンドバッグを蹴ったり叩いたりしているときは不思議と痛みは無いという。
私は痛みを訴える患者さんには必ずする質問がある、『お風呂に入ると痛みは楽になりますか?辛くなりますか?』
この質問に、答は『お風呂に入ると痛みはウソのようになくなります』
温まって痛みが消える。
激しく動いて痛みが消える。
この2つに共通するものは何か。
2つの行動によって起こるのは血流。
血流がよくなれば筋肉がほぐれ痛みが消える、このような時は案外簡単に治ることが多い。
仮に尾骨のズレが原因の痛みであれば温めれば痛みは強くなる可能性のほうが強い。
筋力検査を行うと低下をしている筋肉は無い。
ただ臀筋に押圧を加え筋力検査を行うと、最初ほんの少し力が抜ける感じがして後はしっかりと力が入る。その最初の抜け方も注意深く観察しないと分からない程度。
臀筋を押してみると強烈な痛みを訴える。
臀筋のトリガーポイントを解除したら次の日には2週間続いた痛みは解消された。
『お風呂に入って症状が緩和されるか』、これは非常に重要である。
温めて症状が緩和されれば組織への酸素供給が低下していると診てまず間違いない。
2008/8/28 一番辛いのは本人
今日、小学6年生と中学1年生の兄妹の治療が完了した。
妹さんの主訴は顎が痛くて口が開けられない、お兄さんの主訴は身体がだるく動くことが辛い、であるが二人とも歩くこと、立っていることも辛い状態。
特にお兄ちゃんは無表情で学校や家では会話も成立しない状態、学校の三者面談で担任に『生きた化石、やる気が無い』といわれたという。
お母さんも兄妹のダラダラした状態は反抗期とやる気の無さと思っていたらしい。
しかし検査を行ってみると全身の筋力が低下しほとんど力が入らない、これでは起きているのが精一杯の状態である。
呼吸系を改善すると見る見る元気になってきた、二人とも最初はニコリとも笑わなかったのが笑顔で話をするようになってきた。
お母さんが『二人とも本当に辛かったのに分かってあげられなくて悪いことをした』と言っていた。
当然、妹さんの顎関節の痛み、口が開かないと言う症状も改善、顎間接はほとんどいじっていない。
お兄ちゃんは食欲も出てきて元気になった。
何よりも二人とも表情が明るくなりお母さんとの会話が笑顔でできるようになった。
大脳を含めた中枢神経系が酸素不足になり機能低下を起すと鬱によく似た「ふさぎ込み」状態が顕著に現れることがある。
一見すると、やる気が無くふてくされたように見える、そして周囲の人間は状態が理解できず言葉で傷つけてしまう。
反抗やふてくされであれば自分達の好きなことをやっているときには元気になる、中枢神経系が機能低下を起すと四六時中元気が無くふさぎこんでいる。
この違いは大きい、注意が必要である。
2008/8/24 
今、富津市と神奈川の平塚市からそれぞれ通院されている患者さんがいる
お二人とも電車だけでも1時間半と2時間と言う時間をかけて通院されている、自宅からの時間を入れるともっと時間が掛かっているはずである。
以前にも、ここで書いたことがあるが、遠方から通院されている患者さんがいるということを自慢する気はない、むしろ何故わざわざ時間をかけて私の治療院に通われるのだろう?
お一人は50代の女性で10ヶ月ほど前、ストレッチを行っていて左太ももの裏に痛みを感じてから時間が経過するにつれ痛みが強くなり今は歩いていても痛みを感じる状態、病院の診断は坐骨神経痛。
後の一人は、20代の女性で一年前から両手がしびれ、病院での診断は胸郭出口症候群。
お二人とも病院や民間療法など色々治療をされたが効果はなかったという。
検査を行ったところ、症状はそれぞれ異なるがお二人とも中枢神経がTNDつまり神経が許容範囲を超えた異常興奮状態にある。この状態のときは強い刺激、特に背骨をボキッと鳴らす、筋肉に長時間マッサージを行うなどは厳禁であり、もしこのような強い刺激を加えると症状を悪化させてしまう。
二人には呼吸改善だけを行い後は何もしなかった、と言うよりは何もしてはいけない状態なのである。
結果お二人共、症状は改善した。
お二人共インターネットでホームページをご覧になって来院された。
異口同音に他の治療院では背骨がずれている、骨盤がゆがんでいるとしか説明を受けなかった『だからこんな遠くまで来ました』と言っていた。
治療を受けるなら近い方が良いに決まっている、往復の交通費だけでも治療費と同じぐらいかかり経費だけでも大変である。
しかし、今の民間療法の実体は、もの凄いお粗末な状態である。
私も含め、もっと高度な検査技術と知識を身に付けなければいけない、そうでなければ患者さんに余計な負担を与えるだけである。
2008/8/11 走る前に先ず、ブレーキ
30代の女性、身体のあちらこちらに痛みシビレを感じる、いわゆる不定愁訴で来院された。
問診表の中に、膝と背中の項に以前通院していた所で治療を受けたら膝と背中に痛みが現れた、と記入があった。
これは結構有ることで、俗に言う『治療して壊された』というもの。
治療を行う者として最低条件がある。
それは患者さんに対して『現状より悪い状態にしない』と言う大原則がある。
辛い症状で治療院を訪れた患者さんを少しでも楽にしてお帰しするのが私たちの役目。
もし、その辛さの原因が解らなければ時間稼ぎに刺激を与えたりほぐしを行ったりするのであれば何もやらずにお帰り願うほうがよほどましである。
刺激を与えることで悪化させてしまうような状態に神経が置かれている場合がある、それを判断できるだけの検査知識が無ければ治療を行ってはいけない。
車も走るよりも先ず止まり方を知らなければ運転できない。
治療においても何を行ってはいけないか判断できなければいけない。
2008/7/31 季節もの?
3歳と1歳半になるお子さんが2日前から急に汗疹(あせも)になったといって来院された。
2日前までは汗疹にはなっていなかった、真夏とは言え急に汗疹になるのは何とも変である。
アレルギーを検査してみると皮膚に付くもので反応があった
ここ2日で変わったことは無かったか聞いた所、今まで使っていた天然成分の洗濯石鹸が無くなったため通常の洗濯洗剤、を使ったと言う。
現状で使っている洗剤を止め、元の天然成分の洗濯石鹸に戻してもらうと、汗疹が殆ど消えてしまった。
通常薬局やスーパーで売っている洗濯洗剤は化学合成成分である、それに対して天然成分の洗剤は化学合成的な成分が少ない、当然値段も全然違う。
主婦としてみればコスト的に安価で安売りを行っている化学合成の洗剤が使いたいところである。
しかし、化学合成成分の洗剤に変えた途端に敏感な子供はアレルギー反応を起す。
洗剤の中の何の成分に反応を起しているのか、香料か?界面活性剤か?
合成洗剤の使用を止めることで汗疹は消失したので様子を見てもらうことにした。

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