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2008/5/6 不安
長いことこの仕事をやっていると、患者さんに行った治療の結果がどうなるか、ある程度予想がつく。
検査の結果に基づき行う治療であるから自信もある、しかし時々不安になる時がある。
女性がめまいで来院された、娘さんに支えられやっと歩ける状態、気持ち悪く吐き気もある。
治療が終了し陽性だった検査反応が全て陰性になり、検査では全て正常。
これでかなり楽になるはずである、患者さんに不安定な状態が改善されるまで72時間3日間は様子を見てくださいと説明をしたが、治療を終了しても歩くことができず、吐き気を訴えていた。
しばらく休んで娘さんに支えられ帰られた。
治療前の検査結果は全て正常に戻っているとは言え、不安になる。
4日後、お嬢さんから今朝からめまいもほとんど無くなり元気になりましたとの電話を頂いた。
正直、ホッと一安心。

2008/4/22 思わぬ落とし穴
皆さんのお宅にソファーはありますか?そして使っているでしょうか。
このソファーと言う響き、何やらゴージャスでちょっとあこがれますよね
現代の日本は生活様式が欧米化して畳みの生活よりもフローリングの割合が圧倒的に多くなってきているようで、そうなるとフローリングには洒落たソファーが欲しくなるのが人情。
今ソファーも価格的にも安価な割にはリッパなものが多い。
ソファーに座ってテレビを見てゆっくりくつろぐ、憧れの生活である。
しかしこのソファーがちょっとした曲者・・・・

腰痛治療、3回の通院で腰痛はなくなり治療完了、しかし三日後に腰痛が再発したと連絡が入った。
全て問題なく治療は終了したはずなのにと思い、再度検査、各筋肉が収縮を起している。
『ん?何故だ』
話を聞くと腰痛のときはソファーに座ると痛いので床に座っていたが、痛みが無くなったのでソファーに座りテレビを見ていて立とうとしたら腰痛が再発したと言うことである。
実は、ソファーに座ると腰が沈み込み、いかにもリラックスして見えるが、リラックスしているのは気持ちだけで、身体の各筋肉は、もの凄く緊張しているのである、おまけに背中が丸まるので胸が圧迫され呼吸が小さくなり酸素が不足して、筋肉はさらに収縮を起すという事になる。
そして痛みの発生と言うのが一連の流れである。
できればソファー、それも柔らかいソファーは使用せず、座る部分も背もたれも硬いイスに座ることをお勧めする。
ちなみにこの患者さん、ソファーに座るのを止めていただいたら腰痛は解消した。
メデタシメデタシ。
2008/4/13 傷だらけの人生
7年前に脊柱管狭窄症で手術を受けている。
症状は腰部痛、それは手術を行った後も変化は無いと言う。
1ヶ月前に整体で腰椎が曲がっていると言うことで矯正を受けた、その直後から少し歩くと左足に痛み、休むと痛みが和らぐと言う間欠性破行が現れた。
筋力検査では全身の筋力が低下、つまり力が入らない。足を持ってちょっと動かすだけでも痛みを訴える状態である。
脊柱管狭窄症の傷跡が気になり傷跡を刺激しながら筋力検査を行うと足の筋力が正常な状態でしっかりと力が入る。
子宮摘出の手術も20年前に行っているとの事で検査を行うとここからも反応がある。
傷口2ヵ所を刺激すると、今まで歩くこともままならない状態だったのが、楽に歩けるようになった。
手術などの大きな傷跡が足、腰、首などに痛みを引き起こすことはよくある。
これで2回目以降の様子を見たいと思っている。
ご本人曰く『私の身体、傷(手術跡)だらけで、傷だらけの人生なんです』とおっしゃっていた。
2008/4/11 ボランティア?
治療院は古い建物の二階にある。
建物の周りに野良猫がたくさんいる、夏になると一階の通路など建物の周りがネコの糞害で匂いが凄い。
何故こんなにたくさんの野良猫がいるのかと思ったら、誰かが建物の裏に餌を毎日、運んでいるらしい。
たまたま今朝、年配の女性が餌をやりに来たのに鉢合わせ。
『すみません、野良猫に餌をやるのを止めていただけませんか、糞尿の被害で困っているのですが』とお願いをしたら『動物愛護のボランティアでやっている、彼ら(ネコ)にも生きる権利がある』と反対に言われてしまった。
私もボランティアだといわれると何だか自信が無くなり、日本動物愛護協会に電話で問い合わせてみた。
協会の方は『野良猫に餌を与え周辺住民に迷惑をかけるのはボランティアとは言えない』と丁寧に応対してくれた。
今、ボランティアと言う言葉を付けてしまえば、全て良いことの様になってしまう、と言うより、そう思い込んでしまう。
確かにやっていることは悪いことではないのだが、そこから発生する事態まで責任をもてなければ、行ってはいけないのではないだろうか。
その女性と話しているとき、興奮して声を荒げてしまった。
いい年をして何故もっと冷静に話ができなかったのだろうかと反省している。
2008/4/6 
患者さんのお母さんが一週間前から首の付け根から右腕に激痛が走り、夜寝ることもできないくらいだと言う。
ご当人は72歳、ただ問題は『骨粗粗症で1ヵ月前から病院で治療を受けている』が大丈夫かと言う事だった。
何はともあれ、先ず診させていただくことになった。
骨粗粗症の治療を受けるきっかけとなったのが、1ヵ月ほど前、首の付け根と肩甲骨の間に痛みが現れたので、病院で診察を受けたところ、骨密度の低下が原因と診断され骨密度を上げる治療を受けていると言う、そして一週間前から今まであった痛みにプラスして腕にも激しい痛みが発生したとのこと。
検査を行うと肩甲背神経が、首のところにある中斜角筋によって圧迫されたことで首、背中、腕に痛みを発生させていた。
問題を起こしている筋肉をリリースし呼吸改善を行うと痛みは半分以下に軽減した。
骨密度を聞いてみると、標準よりやや低い程度だと言う。72歳と言う年齢を考慮すると骨密度には問題ないと思われる、何よりも骨密度が減少したことが起因しての痛みであれば、私が治療を行っても痛みは軽減しないはずである。
首、背中の痛みが何故、骨密度の減少が原因だと言うことに結びついたのか、不思議でしょうがない。
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