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1〜2ヶ月前だったと思うが、医学博士の称号を持つ作家だったか何だったか、とにかく専門知識の有る方が、テレビに出演されていて、司会者が痴呆症などを予防するために脳に効果的な運動は何か、と言う質問に、「スクワットが一番いいですよ」と答えていた。 それは「体の代謝を高めるから」と言っていた。 確かにスクワットは他の運動と比べても効果的な運動といえる。 スクワットは主に脚の運動である。肩にバーベルなどを担いだ状態で(勿論、担がなくても良い)膝の屈伸運動を行う。この時、作用するのは脚やお尻の筋肉、しかし重要なのはもっと他にある。 スクワットは足の運動と共に背中の筋肉を使う。 脳への刺激と言う観点から見ると、一番効果的で大きな刺激は何か? それは脊柱つまり背骨の周りからの刺激が脳を活性化させるのに役立つ。 背骨の周りの筋肉(脊柱筋)の役割は、地面に対して身体を垂直に立てること、重力に抵抗して身体を起す事。 皆さんが健康のために行っているウォーキングやエアロビックスなども地面に対して脊柱筋を働かせて重力に抵抗する運動である。 しかし、わざわざ出かけてウォーキング、エアロビックス、健康体操など面倒くさい、そんな時には“スクワット” 重い負荷をかけなくても、そのままでのスクワットで充分。 背筋をピンっと立て、膝をゆっくりと曲げてゆく、曲げられる所までで構わない、そして膝を伸ばす。 重要なのは、背筋を真っ直ぐに立てる事。こうする事で重力によって脊柱筋に刺激を与えることが出来る 理想は俳優の森光子さんがやってらっしゃる方法。膝は深く曲げていないが、背筋を地面に対して真っ直ぐ立てている、効果は充分。 高齢の方が寝たきりになってしまうと、途端に元気が無くなったり痴呆の症状が現れたり、進んだりしてしまうのは脊柱筋からの刺激が少なくなり、脳が活性化されなくなるからである。 勿論、ウォーキングやジョギング、ダンスなど地面に身体を垂直に立てることであればなんでも良い、しかしわざわざ出かけて運動はなあ、と思っている方は家の中で手軽に出来るスクワットを試してみてはいかがだろうか。 最初は1日10回、これを一週間、次の週は1日15回と言うように無理をせずやってみたらいかがであろうか。
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